投稿 ビタミンCとしての発見 2022-12-05 昔から、壊血症にレモン果汁などの柑橘系が効くことは分かっていましたが、生物学的な研究が進められたのは19世紀に入ってからです。まずはモルモットに壊血病を発生させ、実験を始めました。動物の実験としてよく使われていたネズミや犬猫などは、そもそも壊血病に罹ることがなかったため、ここからも苦労があったことが分かります。そして実験を繰り返していき、1920年、オレンジ果汁に入っている抗壊血病の因子を発見しました。これは、のちにビタミンCとされる要素です。不治の病と恐れられていた壊血病が『ビタミンCの不足が原因であった』と、きちんと解明するのはずっと後になってからでした。ビタミンCは現在では当たり前のように存在し、サプリメントなども多く発売されています。しかし、発見・解明をするまでには多くの苦労があったのです。 前 ダイエットと栄養不足 最近 プロテインサプリメント選びのポイント